皐月レッスン(弐)ご紹介

2023/04/25

初夏到来、梅雨入りも間近に控えた皐月後半のレッスン(弐)では、初夏の季語でもある「落とし文」をこなしで作ります。こなしは茶菓子の練り切りと同様に振舞われるお菓子ですが、見た目は練り切りとほぼ同じ。製法、材料、が異なり触感も異なります。違いを楽しんでいただけると思います。
そして、落とし文という菓名の由来は、今でいうラブレターのような、けれど手渡すようなものではなく、ひそかにそっと書き落とした文、そしてそれが、なんとオトシブミという昆虫が若葉に卵を産み付けて葉っぱをゆりかごのように丸めて、地面に落とす様子を思わせることから、オトシブミ 落とし文 になったそうです。チコチャンに叱られる!の問題になりそうなお話ですね。お菓子に蒸しの卵というのも、いかが・・・ということで一滴の露に見られられることもあるようです。

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